高岡市でトイレを直したいと思っても、便器の交換に助成金が出るのか、手すりや段差の工事なら使える制度があるのか、少し分かりにくいですよね。工事を頼んでから対象外と分かるのは避けたいところです。
地域情報メディア『こられ高岡』のエリア担当ライター、しゅうです。わたしは制度を調べるとき、金額より先に対象者と申請時期を見るようにしています。ここを外すと、条件に合う工事でも利用できないことがあるためです。
今回は、高岡市の介護保険、障がい福祉、住宅支援に分けて紹介します。最後に、見積もりを頼む前に確認しておきたい順番もお伝えします。
高岡市のトイレ改修で使える制度
先に結論を言うと、便器を新しくするだけの一般的なトイレ改修に、誰でも使える一律の助成金があるわけではありません。工事の目的や住んでいる方の状態によって、使える制度が分かれます。
高岡市で確認したいのは、下水道への接続、介護のための住宅改修、障がいのある方の住環境改善、住宅や空き家への支援です。工事内容より先に制度の対象を確かめるのが大事になります。

便器を選ぶ前の相談なら動きやすいですよ
便器交換だけでは対象になりにくい
迷いやすいのが、古い便器を節水型へ交換すれば助成されると思ってしまう場面です。高岡市の制度は、単なる設備の入れ替えではなく、下水道接続や介護、障がいへの対応など、決められた目的がある工事を対象としています。
壁紙や床を張り替え、便器を新しくするだけの場合は、制度に当てはまらないことがあります。一方で、便器の取り替えと手すり、段差解消を一緒に行う場合は、介護保険の対象になる可能性あり。目的による違いです。
- 一般的な便器交換
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故障や古さを理由に交換する工事は、対象外になる場合があります。
- 下水道への接続
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くみ取り便所や浄化槽から切り替える工事には支援制度があります。
- 介護のための改修
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手すりや段差解消、洋式便器への交換などが対象になる場合があります。
下水道接続で使える二つの支援
高岡市には、くみ取り便所や浄化槽から公共下水道へ接続する工事を支える制度があります。水洗化促進補助制度では、市が認めた工事費の二分の一、上限五万円が補助されます。
提携金融機関から工事資金を借りた場合は、支払った利子について、最初の五年間で通算十万円まで支援される制度もあります。二つを同時に利用できる場合がある仕組み。
また、別に無利子の水洗便所改造資金貸付制度があります。貸付上限は、くみ取り便所の改造が七十万円、浄化槽からの切り替えが四十万円です。税の完納や保証人などの条件も確認が必要になります。
| 制度 | 主な内容 |
|---|---|
| 水洗化促進補助 | 対象工事費の二分の一で上限五万円 |
| 利子補給 | 最初の五年間で通算上限十万円 |
| 無利子貸付 | くみ取り改造は七十万円以内 |
介護保険は工事前の申請が必要
要支援または要介護の認定を受けている方は、介護保険の住宅改修費を利用できる場合があります。対象となる工事費は二十万円が上限で、所得に応じて費用の七割から九割が支給されます。
トイレでは、手すりの設置、段差解消、滑りにくい床材への変更、引き戸への交換、和式から洋式への便器交換などが例として挙げられています。身体の状態に合わせた工事であることが前提です。
市への事前申請より前に着工しないことは、特に確認しておきたい点です。ケアマネジャーなどへ相談し、理由書や見積書、改修前の写真を用意してから申請する流れになります。
障がいのある方の住宅改善助成
在宅で暮らす重度の身体障がいまたは知的障がいのある方には、便所や浴室、廊下などの改善費を助成する制度があります。障がいの区分だけでなく、世帯の所得税額も対象条件に含まれます。
所得税非課税世帯の助成限度額は九十万円です。ただし、介護保険の住宅改修を利用できる場合は、そちらが優先されます。日常生活用具の住宅改修費に該当するときも、先にその制度を使う扱いです。
同じトイレ工事でも、年齢だけで制度が決まるわけではありません。認定や手帳、身体の状態、世帯所得を見ながら確認する必要があります。わたしなら、工事店へ電話する前に市の担当窓口へ相談します。
空き家や三世代同居の支援も確認
高岡市の住宅支援には、空き家の改修や三世代同居に伴うリフォームが対象になるものもあります。ただし、トイレを一台交換するだけで利用できる制度ではなく、区域や世帯、工事内容などの条件があります。
三世代同居のための改修では、台所、浴室、トイレ、玄関のうち二つを複数設置する工事が対象例です。対象区域やほかの工事との組み合わせも関係するため、トイレだけを見て決めると条件を読み違えやすいところ。
五人で暮らしているわたしも、水回りの工事では朝の混み方や掃除のしやすさが気になります。補助額だけでなく、家族がこれからどう使うかまで考えたほうが、工事後の納得につながると感じています。
見積もり前に窓口へ相談する順番
制度を使いたいときは、工事店を決めてから市へ相談するより、対象になりそうな制度を先に確かめるほうが動きやすいです。特に介護保険や住宅支援では、契約や着工前の手続きが必要になる場合があります。
便器交換、手すり、段差、下水道接続など、希望する工事を分けて書きます。
対象制度と、申請が工事前か工事後かを確認します。
制度に必要な内訳や写真について工事店へ伝えます。
下水道接続の工事は、高岡市の指定工事店へ依頼する必要があります。制度によって相談先が異なるので、電話では住所、現在の便所や排水の状態、希望する工事を伝えられると話が進みやすいですよ。
工事店選びで先に見ておきたい点
制度の対象が分かったら、次に工事店へ見積もりを依頼します。金額だけで決めず、申請に必要な書類へ対応できるか、対象工事と対象外工事を分けて記載できるかも聞いておきたいところです。
- 制度を使う工事の経験があるか
- 見積書に工事内訳を記載できるか
- 申請前の写真撮影に対応できるか
- 工事中のトイレ使用を相談できるか
工事中に何日トイレを使えないのかも、家族で暮らす家では大切です。わたしは車で市内を動くことが多いので、打ち合わせ場所や駐車のしやすさもつい見ます。何度か相談するなら、通いやすさも無視できません。
今日できるのは工事内容のメモ
今日できることは、今のトイレで困っていることを一枚の紙に書くことです。便器の故障、立ち座りの不安、段差、下水道への接続など、いちばん困ることを一つだけ残してみてください。
わたしなら、そのメモを見ながら高岡市の担当窓口へ電話します。最初から制度名を決めなくても、現在の状態と予定している工事が伝われば、相談先を案内してもらいやすいと感じています。
助成金が使えるかどうかだけでなく、家族が安心して使えるトイレになることが本来の目的です。今すぐ工事を決めず、まずは困っていることを一つ書き残す時間にしてみてくださいね。













