車の運転をやめようかと考えたとき、次の足をどうするか悩む方は多いです。免許を返してからの移動手段まで考えると、なかなか決断できないという声もよく聞きます。
地域情報メディア『こられ高岡』でエリアを担当しているしゅうです。ふだんは施術の仕事をしながら介護の現場にも関わっております。
この記事では、高岡市のシニアカー補助金について、対象になる人、申請の順番、シニアカーで使う際の注意点までを順番に整理します。
免許返納とシニアカー補助金のつながり
高岡市には、運転免許を自主返納した人向けの支援の中に、シニアカーの購入やレンタル料金を補助する仕組みがあります。もともとは電車やバスの回数券が中心でしたが、令和6年2月9日からタクシー等利用券の使い道が広がり、この中にシニアカー費用の補助が加わりました。
わたしも介護の現場で、免許を返してから移動に困っている方の話をよく聞きます。免許返納とシニアカーが同じ制度でつながっていると知らない方も多く、ここで一度整理しておきたいと思う次第です。
シニアカー補助金の対象になる人と期間
補助の対象になるのは、満65歳以上の高岡市民で、すべての運転免許を自主返納または失効してから5年以内の方です。令和4年4月1日以降の返納であることも条件になっています。
申請先は警察署ではなく、高岡市の市民生活課という窓口。返納後にそのまま忘れてしまう方もいるので、期限は先に確認しておくと安心です。
- 対象者
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満65歳以上の高岡市民で、返納または失効から5年以内の方です。
支援で受け取れる利用券の中身とは
支援の内容は、免許返納時に65から74歳なら16,500円分、75歳以上なら11,000円分の利用券が交付される仕組みです。「万葉線・加越能バス共通回数乗車券」か「タクシー等利用券」のどちらかを選びます。
シニアカーの補助を受けたい場合は、タクシー等利用券を選ぶ必要があります。この券は一度選ぶと変更や再発行ができないため、先に用途を決めてから申請するほうが無理がありません。
利用券が使える場面と選び方
タクシー等利用券は、シニアカー購入やレンタルのほかに、タクシー・介護タクシーの乗車料金、自転車用ヘルメット購入費にも使えます。用途はひとつに決まっているわけではないので、暮らしの中でどれをよく使うかを考えておくと選びやすいです。
支援は一人につき1回限りで、おつりは出ない仕組み。券を受け取ってから内容を後で変えることはできないので、ここは雑に決めたくない部分だと感じています。
シニアカーで使う場合の注意点とは
シニアカーは歩道を走る前提の乗り物なので、道路交通法上は歩行者として扱われます。免許は不要ですが、車道を走る前提の乗り物ではない点は先に押さえておきたいところです。
わたしは仕事帰りに歩道でシニアカーを見かけることが増えたと感じています。段差やすれ違いの場面で少し止まっている方を見かけると、慣れるまでは無理をしないほうがいいだろうなと思うんですよね。
申請までに用意しておきたい書類
申請には、運転免許の取消通知書または運転経歴証明書が必要です。代理人が申請する場合は、代理人の身分証明書も一緒に持参することになっています。
- 運転免許の取消通知書
- または運転経歴証明書
- 代理人の場合は身分証明書
高岡市窓口で申請する際の流れ
申請先は高岡市市民生活課で、電話番号は0766-20-1342です。返納から5年以内という期限があるため、書類が届いたらすぐに持っていくほうが安心だと感じています。
窓口までは車で行きやすい場所かどうかも、実際には気になるところ。役所の駐車場は分かりやすい配置になっているので、この点では動きやすいほうだと感じています。
運転免許を返納し、取消通知書か運転経歴証明書を受け取ります。
交付から5年以内に、高岡市市民生活課へ書類を持参します。
タクシー等利用券を選ぶと、シニアカーの補助に使えます。
取扱事業者を先に確認しておく理由
タクシー等利用券は、対象となるシニアカー取扱事業者以外では使えません。対象外の店で契約してしまうと券が使えなくなるため、ここは事前に確認しておく価値があります。
わたしなら、券を受け取る前に取扱事業者の一覧を市民生活課で見せてもらうと思います。当日焦らないためにも、先に見ておくと楽なんですよね。

先に取扱事業者を確認しておくと安心です!
レンタルと購入どちらが合うか迷う
シニアカーは購入だけでなく、レンタルの料金にも補助が使える仕組みです。毎日長く使う予定なのか、外出の頻度がまだ読みにくいのかによって、選び方は変わってきます。
まだ使う場面が固まっていないうちは、レンタルから始めるほうが後で迷いにくいと感じています。使えるかどうかより、これから使う場面があるかどうかで判断するほうが、無理がありません。
| 選び方 | 向いている場合 |
|---|---|
| 購入 | 毎日の外出で長く使う予定がある場合 |
| レンタル | 使う場面がまだ読みにくい場合 |
申請前に迷いやすい落とし穴とは
見落としやすいのが、券の種類を選んだあとは変更ができない点です。タクシーにもヘルメットにも使える券なので、シニアカー以外に使う可能性がないかも一度考えておきたいところです。
また、対象になるのは返納から5年以内という期間なので、返納してすぐに動かなかった方は、期限が過ぎていないか一度確認しておくと安心です。制度の詳細は申請前に高岡市市民生活課へ確認することをおすすめします。
最後にわたしから伝えたいこと
免許を返してから、まだ何も申請していない方は、まず高岡市の市民生活課に電話をかけてみるところから始めてみるといいと思います。今週中に返納した書類を確認しておくだけでも、次の一歩が見えてきます。
わたしは介護の現場で、シニアカーがあることで買い物や通院がぐっと楽になった方を何人も見てきました。免許を返した後の暮らしが、少しでも動きやすくなったらうれしいなと感じています。
券の使い道を決めるだけでも、当日の申請はスムーズになりますので、まずは書類を手元に用意してみてくださいね。













