【高岡市】リフォーム補助金、省エネ・耐震・バリアフリーで見る制度が変わる

リフォームの補助金を調べようとすると、まず制度の多さに戸惑いますよね。省エネ、耐震、バリアフリーと工事の目的が違えば、見るべき制度もそれぞれ別になっています。見積もりを取り終えてから「着工前に申請が必要だった」と気づくのは、できれば避けたいところです。

高岡市在住のしゅうです。地域情報メディア『こられ高岡』のエリア担当ライターをしています。介護の仕事を通じて、住宅改修の制度を調べる機会が何度かありました。わたしも最初は、どこから手をつければいいのか正直迷いました。

この記事では、高岡市でリフォーム補助金を調べるときに、工事の目的ごとにどの制度を見ればいいか、そして申請前に確認しておきたい点を順番に整理します。

目次

まず工事の目的で制度を分けてみる

リフォーム補助金でつまずきやすいのが、「まとめて調べようとすること」です。省エネ工事に使える制度と、耐震改修に使える制度は別物で、窓口も違います。

最初に「自分が何のための工事を考えているか」をはっきりさせると、見るべき制度が一気に絞られます。目的があいまいなまま検索すると、関係のない情報で時間をとられがち。そこだけ先に決めておくと動きやすいです。

高岡市で最初に確認できる窓口

高岡市の住宅関連補助は、主に都市創造部の建築政策課が窓口になっています。耐震改修やたかおか暮らし支援事業(リフォーム)など、いくつかの制度はここで相談できます。

バリアフリー改修や介護に関わる工事は、福祉保健部の長寿福祉課や社会福祉課が窓口です。工事の中身によって担当課が変わるため、「どこに電話すればいいか」だけでも先に確認しておくと、当日に迷わなくて済みます。

建築政策課(都市創造部)

耐震改修支援、たかおか暮らし支援事業(リフォーム)などを担当。電話番号は0766-30-7291。

長寿福祉課(福祉保健部)

介護保険住宅改修費、高齢者住宅改善資金助成事業を担当。バリアフリー工事は最初にここへ。

社会福祉課(福祉保健部)

障がい者向けの住宅改修費給付事業、在宅重度障害者住宅改善費助成を担当。

市の制度と県や国の制度の違い

リフォームの補助には、高岡市独自の制度、富山県が運営する制度、国の事業の三つが混在しています。同じ「省エネ改修」でも、それぞれ対象工事や補助額の計算方法が異なります。

市の制度は受付期間や予算枠が年度単位で変わりやすく、国の事業(住宅省エネキャンペーン系など)は予算が尽きると受付が止まることもあります。複数の制度を組み合わせて使えるかどうかは、個別に公式確認が必要です。「どれかを申請すると他が使えなくなる」ケースもゼロではないので、早めに確認しておく価値があります。

省エネ改修で見ておきたい制度の種類

断熱リフォームや省エネ設備の導入を考えている場合、国の事業として「みらいエコ住宅2026事業」(いわゆる住宅省エネ支援の国費事業)が2026年度も受付されています。予算には上限があり、先着的な運用になることが多い制度です。

高岡市の制度では、居住誘導区域内の住宅が対象になる「たかおか暮らし支援事業(リフォーム)」に断熱リフォームの支援が含まれています。自分の住所が対象区域かどうかは、建築政策課か市の公式サイトで確認できます。区域外だと対象にならないので、ここは先に調べておくと楽です。

耐震改修で確認しておきたいこと

木造住宅の耐震に関しては、高岡市の「木造住宅耐震改修支援事業」があり、耐震診断と改修の両方に対応しています。診断の窓口は富山県建築士事務所協会、改修の窓口は市の建築政策課と分かれているのが特徴です。

まず診断を受けてから改修の補助を検討する、という順番が一般的な流れ。診断を受けていないと改修補助の申請に進めない場合もあるため、耐震は診断から始めることが前提になります。いきなり改修工事を進めると、補助の対象外になることがあります。

バリアフリー改修で迷いやすい制度の分け方

バリアフリー工事の補助は、介護保険の有無で見る制度がまず分かれます。要支援・要介護の認定を受けている方は、介護保険の住宅改修費(上限20万円、自己負担1~3割)を最初に確認するのが基本です。

介護認定がない方でも、65歳以上であれば高岡市の「高齢者住宅改善資金助成事業」が使える場合があります。手すり設置、浴室・トイレの改修など、生活の中で必要になりやすい工事が対象になっていることが多い。どちらの制度も、対象者の要件や工事範囲は年度ごとに公式で確認が必要です。

着工前に申請が必要かどうか

多くの補助制度で、工事着工前の申請が条件になっています。工事を始めてしまってから申請しても対象外になるケースが少なくありません。

見積もりを業者に取り始める段階で、同時に制度の受付状況を確認する動きが無理がありません。「工事の予定が決まってから補助を調べよう」と思っていると、着工後になってしまうことがあります。わたしも介護の現場で何度か「先に申請しておけばよかった」という声を聞いたことがあります。

見積もりを取る前に、まず窓口に電話するのが安心です

見積もりを取る前に整理したい条件

補助を使うための条件は、工事の種類だけでなく、住宅の築年数、居住者の年齢や認定状況、対象区域かどうかなど複数あります。自分が全部の条件を満たしているかどうかを、最初に確認しておくと安心です。

  • 住宅の築年数・建て方(木造かどうか)
  • 居住者の年齢・介護認定の有無
  • 住所が対象区域に含まれるか
  • 工事内容(省エネ・耐震・バリアフリーなど)
  • 施工会社の登録要件があるかどうか

高岡市の公式情報にたどり着く方法

高岡市の住宅補助については、市公式サイトの「住まいに関する助成・補助」のページに制度の一覧があります。工事目的ごとに制度名と担当窓口がまとまっているので、最初はここを見ておくと整理しやすいです。

「補助金メニューの一覧」という別ページも用意されていて、リフォームに絞った項目を確認できます。スマートフォンからも見やすい構成なので、業者との打ち合わせ前に一度開いておくと話がしやすくなります。

よくある失敗と気をつけたいこと

迷いやすいのが、ネットの情報で制度の有無を判断してしまうことです。補助金の情報は年度ごとに変わります。まとめサイトや口コミサイトに載っている金額がそのまま使えるとは限りません。

STEP
工事目的を一つ決める

省エネ・耐震・バリアフリーのどれに近い工事かを最初に決める。

STEP
市の公式サイトで制度名を確認する

「補助金メニューの一覧」で制度名と担当窓口を調べる。

STEP
窓口に電話して要件を確認する

対象者条件、着工前申請の有無、今年度の受付状況を確認する。

STEP
見積もりを取って申請を進める

要件を満たすことを確認してから業者と見積もり交渉に入る。

この順番を守るだけで、「着工後に申請できなかった」という失敗は大きく減ります。ちょっとした順番の違いが、あとで思いのほか大きな差になることがあります。

この制度に向かないケースも知っておく

補助金があることを知って期待していたのに、実際には対象外だったというのはよく聞く話です。住所が対象区域の外だった、築年数の条件を満たしていなかった、申請時期がすでに過ぎていた、こういった理由で使えないことがあります。

急いで工事を進めたい場合や、施工会社が制度に慣れていない場合なども、スムーズに進まないことがあります。補助が受けられなくても工事は進めるのか、という判断を最初に持っておくと、気持ちが少し楽になります。

今日できる小さな一歩について

「補助が使えるかどうか」を今日確認するなら、まず市の公式サイトで制度名と窓口の電話番号を一つメモするだけでも十分です。全部調べようとするより、一番気になる工事目的に近い制度のページだけ開いてみるのが、動きやすい。

わたしも制度を調べるとき、最初は全体を把握しようとして却って時間がかかる、ということを繰り返してきました。まず一つ窓口を決めて連絡する、そこだけに絞ると意外とすぐ動けます。制度を全部理解してから動こうとしなくてもいいと感じています。

今週末にでも、高岡市の「補助金メニューの一覧」のページを開いて、工事目的に近い項目をひとつだけ確認してみてくださいね。それだけで、次の相談の準備が一歩進む時間になったらうれしいです。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「こられ高岡」編集長・しゅう

高岡市在住のしゅうです。地域情報メディア『こられ高岡』で、暮らしに役立つ地元情報を発信しています。

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