【高岡市】御印祭とは?弥栄節の踊り流し・駐車場・当日の動き方

「御印祭」という名前は聞いたことがあるけれど、どんな行事なのかいまひとつ分からない、という方は多いと思います。開催が近づいてから調べ始めて、行くかどうか決めきれないまま当日になってしまう、というのも正直よくあることですよね。

高岡の地域情報メディア『こられ高岡』で高岡エリアを担当している、しゅうです。わたしも最初は「金屋町でやる祭り」というくらいしか知らなかったのですが、一度流れを知ってから見ると、印象がだいぶ変わりました。

この記事では、御印祭の意味合いと由来、例年の開催時期の見方、見どころの捉え方、当日の動き方、交通と駐車場の考え方、そして公式確認の仕方をまとめています。年ごとに変わる情報は、必ず公式発表で確かめてください。

目次

御印祭はどんな行事なのか

御印祭(ごいんさい)は、加賀藩2代藩主・前田利長公の遺徳をしのび、高岡鋳物の繁栄を祈念して行われる行事です。

高岡市金屋町で400年以上続く伝統行事で、金屋町自治会と御印祭実行委員会が主催しています。観光イベントというより、地元の職人の町が守り続けてきた祭礼、という性格が強い行事です。

高岡の鋳物師の町で受け継がれてきた背景

今から約400年前、前田利長公が金屋町に鋳物産業を興すために鋳物師7人を招き、宅地を与えました。その土地を「御印地」と呼んだことが、祭りの名前の由来とされています。

祭りは利長公の命日(旧暦5月20日)にちなんで、毎年6月19日・20日ごろに行われるのが例年の流れ。鋳物の町として栄えた金屋町が、そのご恩に感謝して続けてきた行事。そう知ると、石畳の通りに灯るちょうちんの景色が違って見えてきます。

例年の開催時期と2026年の日程

例年、6月19日(前夜祭)と20日(式典・奉納踊り)の2日間にわたって行われます。2026年(令和8年)の開催日は、公式サイトにて6月19日(前夜祭)・20日(式典)と案内されています。

開催日・時間・内容は毎年変わる可能性があるため、最新の日程は公式サイトや高岡市観光交流課で必ず確認してください

どこで動きが出やすい場所か

主な会場は高岡市金屋町の石畳通り一帯です。前夜祭の踊り流しは石畳通りを中心に行われ、昭和通りを含む周辺にも広がります。

前田利長公の墓所と金屋緑地公園も動きが出やすい場所。墓所での奉納踊り(20日16時ごろ)、緑地公園での児童町流し(17時ごろ)と続きます。事前に地図で位置を把握しておくと、当日の移動がずっと楽になります。

奉曳と弥栄節を見る前に知っておくこと

御印祭の前夜祭で最も雰囲気が出るのが、民謡「弥栄節(やがえふ)」に合わせた踊り流しです。ちょうちんの明かりの中、千本格子の町並みを約1,000名の踊り手が流れていく光景は、この祭りならではのもの。

「弥栄節」という言葉も初めて聞くと読めない方が多いかもしれませんが、「やがえふ」と読みます。踊りの由来や節の意味を少し知っておくだけで、見物中の感じ方が変わります。

初めて見る人が迷いやすい場面

迷いやすいのが、前夜祭と式典日で行われることが大きく異なる点です。19日(前夜祭)は石畳通りでの弥栄節の町流し、20日(式典日)は祭典・奉納踊りが中心で、20日は石畳通りでの踊り流しは行われません

「石畳を踊り手が流れる景色を見たい」と思ったら、19日の前夜祭が見どころ。20日を選んで「踊りがなかった」と後悔しないよう、事前にどちらの日に行くかを決めておくことをおすすめします。

19日夜の石畳通りは、早めに場所を確保しておくと見やすいですよ

交通規制と通行止めの確認の仕方

祭りの期間中、金屋町周辺では通行止めや交通規制が実施されることがあります。車で移動する予定がある場合は、当日の動きを考える前に規制の範囲を確認しておく必要があります。

規制の詳細は毎年内容が変わるため、主催である御印祭実行委員会・金屋町自治会の公式案内、または高岡市の交通規制情報で確認するのが確実です。

車と公共交通、どちらで動くか

会場の金屋町には専用の駐車場がありません。これはわたしも行く前に知っておいてよかった点のひとつで、「着いてから駐める場所を探す」という展開はかなり苦しくなります。

公共交通を使うなら、あいの風とやま鉄道の高岡駅から徒歩約15分。能越自動車道の高岡ICからは車で約5分の距離にあります。車で行く場合は、周辺のコインパーキングを先に調べておき、少し離れた場所に止めて歩くほうが無理がありません。

  • 高岡駅から徒歩約15分
  • 高岡ICから車で約5分
  • 専用駐車場なし(周辺コインパーキング利用)
  • 祭り期間中は渋滞・混雑に注意

雨天時や中止・変更情報の見方

公式の案内に「雨天などの場合、中止・予定変更となる場合があります」と明記されています。当日の天候によって、プログラムの順序や開催有無が変わることがあります。

出かける前日・当日には、主催側の公式サイトやSNS、または高岡市観光交流課(0766-20-1301)への確認が確実。「たぶん大丈夫」で動いて現地に着いてから空振りになるより、一度確認してから動くほうが気持ちが楽です。

見物マナーと写真撮影の注意

石畳通りは道幅に限りがあり、踊り手と見物客が同じ空間にいます。沿道に陣取る場合は、通路を確保しながら観覧するよう心がけましょう。

写真撮影

踊り手の動きをさえぎらない位置から撮影する。フラッシュは周囲の迷惑になる場合があるので控えめに。

私有地・民家への立ち入り

金屋町は実際に人が住む生活の場。千本格子の建物は民家です。敷地内への無断立ち入りはしない。

交通規制中の車両

規制区域への無断進入や路上駐車は混乱の原因になります。規制図を事前に確認して動く。

よくある失敗と事前に避けやすいこと

「20日に行ったら踊り流しがなかった」「駐車場が見つからずに時間をとられた」というのが、初めて来た人がよく言う話です。

STEP
開催日と内容を確認する

19日(前夜祭・踊り流し)と20日(式典・奉納踊り)で内容が違います。何を見たいかを先に決める。

STEP
駐車場の場所を事前に調べる

専用駐車場はありません。周辺コインパーキングの場所を地図で先に確認しておく。

STEP
当日の天気と変更情報を確認する

雨天時は中止・変更になる場合があります。出かける前に公式発表を一度確認する。

公式情報の確認先をまとめると

開催日・時間・交通規制・雨天時対応は毎年内容が変わる可能性があるため、行く前には必ず公式の案内を確認してください。

  • 御印祭公式サイト(金屋町)
  • 高岡市観光ナビ(高岡観光協会)
  • 高岡市観光交流課:0766-20-1301
  • 富山観光ナビ(富山県観光公式)

どの窓口に問い合わせるか迷ったときは、高岡市観光交流課に連絡するのが確実です。

今年の御印祭へ向けて、今できる一歩

御印祭は、観光地でのイベントとはちょっと違う空気があります。石畳の通りに暮らす人たちが400年以上守ってきた行事を、今年も見に行けるというのは、高岡に住んでいると少しうれしいことだと感じています。

今日できることはひとつ、公式サイトで2026年の開催日・時間・変更情報をメモに残しておくことです。駐車場の場所も一緒に地図で確認しておくと、当日に焦らなくて済みます。

家族と一緒に行くなら、19日の前夜祭の石畳通りで、ちょうちんと弥栄節の雰囲気をひとまず体感してみてくださいね。それだけでも、御印祭を知ってから来てよかったと感じてもらえると、わたしもうれしいです。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「こられ高岡」編集長・しゅう

高岡市在住のしゅうです。地域情報メディア『こられ高岡』で、暮らしに役立つ地元情報を発信しています。

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