伏木で下水道の復旧工事がある、と聞いていても、何がどうなっているのか、自分の家のそばはどうなのか、なかなか分かりにくいですよね。工事が遅れているのかどうかも、ニュースを見ただけでは判断しにくいところです。
こられ高岡のエリア担当ライター、しゅうです。高岡に暮らしていて、地域のニュースはわりとこまめに追っています。今回は伏木の下水道復旧に関して、何が起きていて、今後どうなりそうか、整理してみました。
工事に使う管が「一時届かなかった」という話の背景と、今の状況、そしjjjて住民として確認できることをお伝えします。
伏木の下水道工事で何が起きていたのか
能登半島地震の影響を受けた高岡市伏木地区では、下水道の復旧工事が今も続いています。その工事に必要なリブ付き塩化ビニル管という資材が、先月後半になっても業者から納期が示されない状態になりました。
理由は中東情勢の悪化です。塩化ビニルの原料となる石油化学製品の流通が滞り、全国的に塩ビ管の供給不足が起きていました。伏木本町で5月下旬から7月上旬にかけて予定していた工事区間が、一時動かせない状況になっていたということです。
「リブ付き塩化ビニル管」とはどんな管か
普通の塩ビ管より外側に波状のリブ(突起)がついていて、軽くても強度が出るように設計された下水道用の管です。
- リブ付き塩化ビニル管とは
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外周にリブ(波状の凸部)がついた下水道専用の管。軽量で施工しやすく、強度もあるため、地震復旧工事でよく使われる資材です。1本4メートルのものが標準的で、今回は約30本が一時届かない状態になりました。
この管は国内でも供給量が絞られていて、受注規制をかけているメーカーもあります。高岡市だけの話ではなく、全国の建設現場で同様の影響が出ています。
工事が遅れているのかどうかの現時点での状況
結論から言うと、今のところ全体の工事計画は遅れていない、というのが高岡市上下水道局の説明です。届かなかった管が使われる予定だった工事区間を後回しにして、別の区間から先に進める形で調整したとのこと。
管そのものはその後に届いていて、順番を入れ替えながら進めていくということです。住民にも状況が伝えられたと報じられています。
伏木本町の住民が今できる確認は何か
近所で工事が始まる時期や、自分の家の前がいつ対象になるのかは、高岡市の公式情報から確認するのが確実です。工事の予定や区間ごとの進捗は、状況に応じて変わることもあります。
- 高岡市上下水道局 下水道工務課(工事内容・進捗の確認先)
- 高岡市被災者支援・復旧対策本部 電話:0766-20-1110(全体の復旧状況)
- 震災復旧推進課 電話:0766-30-7299(復興計画の詳細)
- 高岡市公式サイト「令和6年能登半島地震 復旧・復興等関連情報」ページ(随時更新)
自分の家の周辺がどの工事区間に入るかは、地番や住所で問い合わせるのがいちばん早いです。窓口に電話して確認するのが、確実に動ける方法です。
中東情勢が建設資材に影響する仕組みとは
塩化ビニルの原料は石油から作られます。中東の情勢が不安定になると、原油や石油化学製品の流通が滞り、国内のメーカーが生産を絞らざるを得なくなります。
2026年春ごろから、塩ビ管を含む塩ビ関連製品のメーカーが相次いで値上げや受注規制を発表しています。復旧工事だけでなく、住宅の新築やリフォームにも同じ影響が出ていると建設業界では言われています。
復旧工事の全体像はどこまで進んでいるのか
高岡市は2025年に「高岡市震災復興計画」を策定していて、道路・上下水道などの公共インフラを段階的に復旧する流れで進んでいます。
ただ、伏木地区では液状化の被害も大きく、住民から「工事の順番が違う」「対応が遅い」という声が上がっていたことも事実です。全体スケジュールに影響が出ないかどうかは、今後の資材調達の状況次第という面もあります。
工事の遅れが続くとどんな影響が出るのか
下水道が復旧しきれていない状態では、大雨のときに排水が追いつかず、道路に水が溢れやすくなります。伏木地区ではすでに地震後の大雨で側溝や排水路が機能しなかったという記録もあります。
今年の梅雨や秋の雨季を前に、工事が計画通り進むかどうかは地域住民にとって実際の生活に関わる話です。進捗は引き続き確認しておく価値があります。

梅雨前に、近所の工事区間だけでも確認しておけると少し安心ですよ
工事中の区間を通るときに気をつけたいこと
下水道工事が行われている区間では、道路が部分的に通行止めや片側交互通行になることがあります。工事区間の付け替えが起きると、予告なく迂回ルートが変わる場合もあります。
高岡市公式サイトや高岡市上下水道局のページで、工事の予定区間と時期を確認しておきます。
伏木本町周辺で車を使う頻度が高い方は、工事中に使えるルートをあらかじめ確認しておくと動きやすいです。
今回のように工事の順番が入れ替わることがあります。「いつ始まるか分からない」と感じたら、下水道工務課に一本電話してみるのが確実です。
普段から伏木方面を車で通る方は、工事区間の近くは時間帯によって混みやすくなります。急ぎの用事がある日は、余裕を持ったルート選びが無理なくできます。
今後の資材不足、見通しはどうなのか
中東情勢は2026年春以降も不安定な状態が続いていて、塩ビ管に限らず建設資材全般の調達が難しい状況が続いています。高岡市も「今後も中東情勢の推移を注意深く見ていく」としていますが、見通しは現時点では流動的です。
工事の予定が急に変わる可能性もゼロではないため、市の公式情報を時々確認しておくことが、現時点での住民側の動き方として現実的です。
高岡市への問い合わせは電話が動きやすい
今週末にでも、高岡市公式サイトの「令和6年能登半島地震 復旧・復興等関連情報」ページを一度開いてみてください。自分の住む区間が今どの段階かを確認するだけで、気持ちの上で少し楽になります。
わたし自身、工事の情報は市のサイトより近所の人づてで知ることが多いのですが、電話で確認した方がずっと正確でした。一本かけるだけで、だいたいのことは教えてもらえます。
伏木で暮らしている方、伏木に親戚や知人がいる方も、気になることがあれば遠慮なく窓口に聞いてみてください。問い合わせ先は高岡市上下水道局か、市の被災者支援・復旧対策本部(0766-20-1110)が入り口になります。












