【高岡市】避難所はどこ?指定緊急避難場所と避難所の違い

自宅や職場の近くに、どんな避難施設があるか把握できていますか。私も2024元日の能登半島地震を経験し、いざというときに「どこへ行けばいいのか」と焦らないように、高岡市が公表している一覧をもとに整理しました。(高岡市が公表していることは大事ですがまずは命を守る行動をしてください)

地域情報メディア『こられ高岡』でエリア記事を書いているしゅうです。施術家と介護職の仕事もしていて、日ごろから高齢の方やご家族からの「いざというときどこへ行けばいい」という声を聞くことがあります。そのたびに、事前に確認しておく場所があるなと思っています。

この記事では、高岡市の指定緊急避難場所・指定一般避難所・福祉避難所の違いを整理し、一覧を見るときにどこを押さえればよいかをお伝えします。施設の最新情報は高岡市公式で確認してください。

目次

高岡市の避難施設はいくつかの種類に分かれている

高岡市が指定している避難施設には、大きく分けて5つの種類があります。2024元日の能登半島地震を経験してこれだけは知っておかなければという事を記載します

指定緊急避難場所

災害の危険から命を守るために緊急的に逃げ込む場所。土砂災害・洪水・津波・地震などの災害の種別ごとに指定されています。どの種別に対応しているかは施設によって異なります。

指定一般避難所

被災後、一定期間生活するための施設。災害の種別を問わず指定されています。ただし、開設されるかどうかは災害の状況によります。すべてが常に開いているわけではありません。

福祉避難所

高齢者や障がいのある方など、一般の避難所での生活が困難な要配慮者を対象とした避難所。避難所の状況をふまえて設置が判断されるため、直接利用できる場所として事前に行き先を決めておく施設とは異なります。

「避難場所」と「避難所」は使い方が違う

「避難場所」と「避難所」はよく似た言葉ですが、役割が違います。避難場所はまず命を守るために緊急的に逃げる場所で、避難所は被災後に生活する場所です。

地震や大規模火事のときは、公園や広い校庭などに指定された「広域避難場所」へ逃げます。津波のときは、津波に対応した指定緊急避難場所へ向かうか、高台への移動が難しい場合は津波避難ビルへ一時的に避難します。津波警報が解除されたら、指定一般避難所へ移動する流れです。

2024能登半島地震の際は私は高岡市の伏木にいました。地震が起きた際には自治会指定の避難場所に行きました。しかし、皆さんもっと高いところに行けと言って勝興寺の方まで行きました。

高岡市公式ページには、「どこに住んでいる人はこの避難所へ」という決まりはなく、自宅から近い・行きやすいという実情にあわせて選んでよいと明記されています。

皆さん津波の恐怖から避難場所よりも少しでも高いところへ行って助かりたいという思いで、津波の恐怖から逃れている感じだったことを覚えています。

一覧を見るときに確認したい四つの項目

高岡市の避難施設一覧には、各施設について複数の項目が並んでいます。はじめて見ると多くて迷いやすいので、まず見ておきたい項目を絞っておきます。

  • 施設名と住所(自宅・職場・学校から近いかを確認する)
  • 小学校区・連合自治会単位(自分の地区と照らす目印になる)
  • 災害種別ごとの指定あり・なし(洪水・土砂・地震・津波それぞれ別に確認する)
  • 洪水時の利用可能階数(建物が指定されていても、何階以上かが条件になる施設がある)

洪水のときは「何階以上」を確認しておく

地震の津波被害の避難場所と、大雨などの水害への対応では避難場所が変わるので注意しましょう。

大雨の情報は天気を見てから判断すると思うので、あわてて避難場所を知らなくても良いかもしれません。

大雨の際の避難場所は高岡市の避難施設で洪水などの避難施設を確認しましょう。

避難場所でも津波の場合はもっと高台へ逃げたほうが良い

「避難場所に行けばいい」と思いやすいかもしれません。私も介護職をしているため高齢者の話を聞きましたが、実際に地震が起きたときに指定の避難場所に行けばよいと思って行ったが、周囲の人がもっと高い所へ行けと言い、高岡市の避難場所よりも高い所へ足が痛いながら歩いて行ったという、お話を今でも覚えています。

自治会や高岡市の指定避難場所も大事だと思いますが、まずは命を守る行動をしてください。

一覧に載っている施設が必ず開くわけではない

高岡市公式ページには、「開設する避難所は、災害の状況等により異なります」と明記されています。一覧に施設名が載っていても、そのときの災害の規模や状況によって実際に開設されない場合もあります。(職員さんも津波があるかもしれない場所に向かう事になります)

また、高岡市では令和6年7月から、地域の集会所などを避難所として登録できる「届出避難所登録制度」が始まっています。今後、一覧に加わる施設が出てくる可能性もあります。最新の情報は、高岡市公式ページでその都度確認してください。

一覧は「場所の名前を知っておくため」に使うのが、いちばん現実に近い使い方だと思います

公式PDFの版と更新日について知っておきたいこと

高岡市の避難施設一覧には公式PDFが用意されています。

一方で、公式ページ上のリンク文言には「令和8年4月1日時点」という表記も見られるという情報があります。版の整合については記事化の時点で確認しきれていない部分があるため、利用前に高岡市公式ページで最新版のPDFを直接確認してください。施設の増減や指定変更が反映された最新版が公開されている可能性があります。

一覧を見る前に確認しておきたいこと

いくつか、一覧を開く前にそろえておくと動きやすくなる情報があります。

STEP
自宅・職場・学校の住所と校区を確認する

一覧には小学校区の単位で整理されている部分があります。自分の地区がどの校区になるかを先に確認しておくと、絞り込みやすくなります。

STEP
備えたい災害の種別を決める

洪水・土砂災害・地震・津波など、自宅や職場の周辺でどの災害リスクが高いかを、高岡市のハザードマップと照らして確認します。災害種別ごとに対応施設が変わります。

STEP
近くの施設を二か所から三か所見当をつける

一か所だけ決めておくと、その施設が開設されなかったときに困ります。徒歩圏内と車圏内で、それぞれ候補を持っておくと動きやすいです。

高岡市の公式ページで確認できる情報

高岡市公式ホームページの「災害時の避難施設」ページでは、指定緊急避難場所・指定一般避難所・福祉避難所の違いの説明と、施設一覧のPDFが公開されています。問い合わせ先は高岡市危機管理課です。

確認できる内容確認先
最新の施設一覧PDF高岡市公式「災害時の避難施設」ページ
施設の指定変更・廃止高岡市公式(随時更新)
福祉避難所の利用条件高岡市危機管理課への問い合わせ
ハザードマップ高岡市公式「防災・安全安心情報」ページ
災害時の開設状況高岡市公式・防災情報・Yahoo防災速報など

今日から動けるとしたら、一覧を開く前に一つだけ

まず自宅の住所と、自分がどの校区にいるかを確認してみてください。それだけでも、一覧を開いたときに探しやすさが変わります。一覧のPDFは高岡市公式ページから無料でダウンロードできます。

わたし自身、能登半島地震を経験して、その他の施設も一度見ておこうと思っています。候補を二か所から三か所持っておくだけで、いざというときの動きやすさが違います。

家族で話せるタイミングがあれば、「うちの近くはどこになるんだろう」という軽い確認から始めてみてください。難しく考えなくて大丈夫です。

何度も言いますが地震など災害が起きた際はまずは命を守る行動をしましょう!

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「こられ高岡」編集長・しゅう

高岡市在住のしゅうです。地域情報メディア『こられ高岡』で、暮らしに役立つ地元情報を発信しています。

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