外壁の塗装を考えはじめると、費用の大きさに一度気持ちが止まりますよね。補助金が使えるかどうか、どこに聞けばいいのかも、なかなか分かりにくい。
高岡市を中心に生活情報を届けているメディア『こられ高岡』の、エリア担当ライターのしゅうです。仕事柄、平日は車で高岡市内をよく動くので、どこに何があるか、窓口がどこにあるかは割と気にかけています。今回は外壁塗装の補助金について、わたしなりに調べた範囲で整理しました。
制度の種類・申請の順番・気をつけておきたい点を中心に、高岡市在住の方が動きやすい形でまとめています。
高岡市で外壁塗装に使える補助制度の種類
高岡市で外壁塗装に関連して使える制度は、大きく分けて三つあります。市の制度が一つ、国の制度が二つ。ただし、それぞれ条件がかなり違います。
どの制度が自分に当てはまるかは、家の状態や家族の状況によって変わるため、先に条件を見ておくと判断しやすいです。
高岡市「空き家改修支援事業」の中身を確認する
高岡市独自の制度として「空き家改修支援事業」があります。工事費用の66%、上限110万円という金額は、かなり大きい。ただし、条件が絞られています。
- 助成金額
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工事費用の66%(上限110万円)
- 対象工事
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空き家(古民家)のリフォーム全般
- 主な申請条件
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市の居住誘導区域内の住宅であること
- 対象者の要件
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富山県外から高岡市に転入後5年以内の方
- 居住要件
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改修した古民家に5年以上居住すること
- 問い合わせ先
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高岡市 建築政策課 住宅政策係(TEL:0766-30-7291)
「建築後30年以上の古民家」という要件もあります。県外から転入した方向けの制度なので、もともと高岡市に住んでいる方は対象外になるケースがほとんど。ここは先に確認しておくと、無駄に動かなくて済みます。
国の制度「子育てグリーン住宅支援事業」の条件
全国どこでも使える制度の一つが「子育てグリーン住宅支援事業(いわゆる省エネリフォーム向け補助制度)」です。上限60万円。ただし、外壁の断熱改修や窓の改修が対象で、単純な塗り替えだけでは対象にならない場合があります。
省エネ性能を上げる工事と組み合わせた場合に使えるイメージ。見積もりの段階で業者に「この制度を使いたい」と伝えておく必要があります。
「長期優良住宅化リフォーム推進事業」の使い方
こちらも全国対象の制度で、工事費用の33%・上限210万円という規模感。外壁や屋根の補修が対象になりますが、インスペクション(建物状況調査)の実施が必須条件。
工事前に専門家が建物を調査し、維持保全計画を作る必要があります。手続きの手間は多いですが、工事規模が大きい場合は動く価値がある制度です。
三つの制度の違いをざっくり整理する
どれが自分に合うか迷いやすいので、表にまとめました。
| 制度名 | 上限金額 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 空き家改修支援事業 | 110万円 | 県外転入者向け・古民家限定 |
| 子育てグリーン住宅支援事業 | 60万円 | 省エネ改修と組み合わせが必要 |
| 長期優良住宅化リフォーム推進事業 | 210万円 | インスペクション実施が必須 |
わたし自身、最初にこの三つを並べたとき「どれも条件が違うな」と感じました。まず自分が当てはまりそうな制度に絞ってから、詳細を調べるのが動きやすいと思います。
補助金申請で必ず先に知っておくこと
見落としやすいのが、申請のタイミングです。どの制度も「工事着工前に申請を完了させること」が条件になっています。
業者と契約して工事が始まってしまった後では、申請できないケースがほとんど。見積もりの前に制度を確認する、この順番が大事です。
申請から工事完了までの大まかな流れ
制度によって細かい手順は違いますが、基本の流れはほぼ同じです。
自分が対象かどうか、窓口か公式サイトで確認します。
「補助金を使いたい」と最初に伝えておくのが確実です。
承認通知が届いてから着工。書類が多い制度は早めに準備します。
施工前・中・後の写真が完了報告で必要になる場合があります。
領収書・報告書を提出し、審査後に補助金が振り込まれます。
工事が終わってから「申請し忘れた」となると取り返しがつきません。この順番だけ頭に入れておくと、後で慌てなくて済みます。
申請前に確認しておきたい書類と準備
申請で用意することが多いのが書類の準備です。先に何が必要かを把握しておくと、業者へのお願いもスムーズになります。
- 見積書・工事請負契約書
- 施工前・施工後の写真
- 使用塗料のカタログや仕様書
- 住民票・本人確認書類
- 納税証明書(税金の滞納がないことの確認)
制度によって必要書類が変わるので、窓口で一度確認してからリストを作るのが確実です。
予算がなくなると受付終了になる制度の話
富山県内の多くの自治体の補助制度は、予算に達し次第終了という形で運営されています。先着順なので、年度の後半になるほど枠が残りにくくなる。
実際、近隣市の制度でも5月・6月に受付終了になったケースがあります。今年度の申請を考えているなら、動き出しは早いほど動きやすいです。

予算が切れる前に動けると、選択肢が広がりますよ
高岡市内の業者を選ぶときの見方
補助金を使う場合、「市内の施工業者を使うこと」が条件になる制度があります。高岡市の住宅リフォーム関連制度でも、この点が関わってくるケースがあるため、見積もりを取る前に業者が市内登録かどうかを確認しておく価値があります。
わたしが車で動いている感覚でいうと、市内の地元業者は電話した翌日に現地を見に来てくれるところも多い。対応の早さは、後の工事でも気持ちが楽です。
制度を使わずに費用を抑える方法もある
補助金の条件に当てはまらない場合でも、費用を抑える方法はあります。
- 3社以上から相見積もりをとる
- 外壁と屋根を同時に工事する
- 閑散期(梅雨前後・冬場)に依頼する
- 火災保険の適用可否を確認する
足場代は一回の工事で20万〜30万円ほどかかるため、外壁と屋根をまとめて工事すると、この部分をひとまとめにできます。費用全体で見ると、かなり変わってきます。
今週末、まず一つだけやってみること
補助金のことは「条件が複雑そう」と感じて後回しにしがちですよね。わたしも最初はそうでした。ただ、動き始めると意外と窓口への相談は一回で終わることが多い。まず高岡市の建築政策課(TEL:0766-30-7291)に電話して、「自分の家は対象になりますか」と一言聞くだけでいいと思います。
今週末、外壁をぐるっと一周歩いて確認しておくのも動きやすいです。どのくらい劣化しているか、自分の目で見てからだと業者への説明もしやすくなります。
補助金が使えるかどうかで、工事の進め方も変わってきます。家族と話すきっかけにもなりますし、今日一歩だけ動いてみると気持ちが少し楽になりますよ。この記事がその一歩のきっかけになったらうれしいです。













