【高岡市】高額療養費の申請先、国保・協会けんぽ・後期高齢者で窓口はどこ?

どの窓口に行けばいいか、調べているうちに「国保と社保で違う」「後期高齢者は別の話」と書いてあって、自分がどれに当たるのかますます分からなくなった、というのはよく聞く話です。

地域情報メディア『こられ高岡』のエリア担当ライターとして、高岡市周辺のくらしに関わることを取材しています。制度の話はとっつきにくいですが、まず保険の種類を一つ確認するだけで、行き先がかなりしぼれます。

この記事では、加入している保険の種類ごとに申請先を整理し、高岡市内で動きやすい窓口の情報もあわせてまとめました。

目次

高額療養費の申請先は保険で決まる

高額療養費(こうがくりょうようひ)の申請先は、加入している医療保険の種類によって変わります。会社員かどうか、働き方の変化、年齢によって保険が変わるので、まずここを確認するのが先です。

迷いやすいのが、「市役所に行けばどうにかなる」と思って出かけると、実は担当が別の機関だったというケース。わたし自身、窓口で「そちらは協会けんぽに問い合わせてください」と言われて、もう一度出直したことがあります。

国民健康保険なら高岡市役所が窓口です

自営業や無職、会社を辞めて国民健康保険に加入している方の申請先は、高岡市役所の保険年金課です。診療を受けた月からおおむね3か月ほどで申請書が郵送されてくるので、届いてから手続きします。

申請書が届いても、どこへ持っていけばいいか迷う方は多いと思います。市役所本庁のほか、伏木・戸出・中田・福岡の各支所でも手続きできるので、自宅から寄りやすい場所で動けます。

窓口

高岡市役所 保険年金課(国保給付・健診係)

住所

高岡市広小路7番50号

受付時間

平日 8時30分~17時15分(土日祝・年末年始を除く)

電話

0766-20-1361

郵送で申請することもできます。書類に不備があると差し戻しになるので、申請書と一緒に領収書の写しとマイナンバーカードの写しを忘れず同封してください。

協会けんぽ加入なら富山支部への郵送が基本です

中小企業などに勤めていて全国健康保険協会(協会けんぽ)に加入している場合、申請先は富山支部になります。富山市内にあるため、高岡から直接出向くのは少し距離があります。

協会けんぽは郵送での申請が基本で、申請書は協会けんぽの公式サイトからダウンロードできます。窓口に直接行くこともできますが、混雑状況によって待つ場合があると案内されているので、郵送のほうが動きやすいと感じています。

窓口・郵送先

全国健康保険協会 富山支部

住所

富山市奥田新町8-1 ボルファートとやま6階

受付時間

平日 8時30分~17時15分(土日祝・年末年始を除く)

電話

076-431-6155

会社の健康保険組合(組合健保)に加入している場合は、協会けんぽではなくそれぞれの組合が窓口です。保険証や「資格情報のお知らせ」に記載されている保険者名で確認できます。

後期高齢者医療制度の申請も市役所で受け付けています

75歳以上の方が加入する後期高齢者医療制度(ごきこうれいしゃいりょうせいど)の場合、運営しているのは富山県後期高齢者医療広域連合です。ただし、申請書類は高岡市役所の保険年金課に郵送することができます。

申請書は、該当の方に広域連合から郵送されてきます。初回だけ口座登録の申請が必要ですが、領収書の添付は不要です。

郵送先

高岡市役所 保険年金課 後期高齢者医療・年金係

住所

高岡市広小路7番50号(〒933-8601)

電話

0766-20-1481

申請書が届く前に「限度額認定証」を使う方法もあります

高額療養費は、医療費を払ってから申請して戻してもらう流れですが、入院前に「限度額適用認定証(げんどがくてきようにんていしょう)」を取得しておくと、窓口での支払いをはじめから自己負担限度額内に抑えられます。

入院が決まってから慌てて動くことになりがちですが、これは知っておくと使いやすい仕組みです。申請先は、加入している保険の種類ごとの窓口と同じ。国保なら市役所、協会けんぽなら富山支部に問い合わせられます。

入院が決まったら、先に限度額認定証を申請しておくと支払いが楽になりますよ

申請できる期限は診療月から2年間です

高額療養費の申請期限は、診療を受けた月の翌月1日から起算して2年間です。期限を過ぎると申請できなくなるので、申請書が届いたらなるべく早めに動く方がいいと感じています。

支給されるまでには、申請から2か月から3か月ほどかかります。すぐに振り込まれるわけではないので、急ぎの資金が必要な場合は、事前に窓口に相談しておくと安心です。

申請に持っていくものを事前に確認しておく

窓口に行って「あれが足りなかった」となると、また出直しになります。先に確認しておきたいのは持参するものの一覧です。

  • 高額療養費支給申請書(郵送で届いたもの)
  • 医療機関の領収書(国保の場合は写し)
  • マイナンバーカードまたは本人確認書類
  • 振込先の通帳またはキャッシュカード

後期高齢者医療制度の場合は、領収書の添付は不要です。ただし初回は口座登録の申請が必要になるので、通帳は持っておくと安心です。保険の種類で必要書類が少し違うので、事前に電話で確認してから動くと一回で済みます。

高岡市役所へ車で行くときのアクセス

高岡市役所は、高岡市広小路7番50号にあります。万葉線の志貴野中学校前停留場が近く、車でも広小路通り沿いなのでアクセスしやすい場所です。

市役所の駐車場は正面玄関側と別館側にあり、手続きで来た場合は無料で利用できます。支所であれば、福岡・戸出・中田・伏木のそれぞれで手続きできるので、自宅や買い物ついでに寄りやすい場所を選ぶ方が無理がありません。

申請の流れを手順で確認しておく

初めて申請する方は、流れを一度確認しておくと当日に焦らなくて済みます。

STEP
自分の保険の種類を確認する

保険証または「資格情報のお知らせ」で、国保・協会けんぽ・組合健保・後期高齢のどれかを確認します。

STEP
申請書が届くのを待つか問い合わせる

診療月から3か月前後で申請書が届きます。3か月経っても届かない場合は窓口に問い合わせます。

STEP
書類をそろえて窓口または郵送で申請する

申請書・領収書・本人確認書類・通帳を用意して、保険の種類ごとの窓口に提出します。

STEP
2か月から3か月後に振り込まれる

支給の数日前に支給決定通知書が届きます。国保・後期高齢とも内容は郵送で確認できます。

対象外になる費用も先に知っておくと安心です

高額療養費の対象になるのは、保険が適用された医療費だけです。入院中の食事代、差額ベッド代、先進医療の費用などは対象外になります。

実際に入院した後で「思っていたより戻ってこなかった」と感じるケースは、この対象外費用が積み重なっていることが多い。入院前に医療機関の相談窓口で確認しておくと、見通しが立てやすくなります。

  • 入院時の食事負担額
  • 差額ベッド代(個室・特別室の室料差額)
  • 先進医療にかかる費用
  • 健康診断・予防接種などの保険外費用

まず保険証を一枚出してみてください

今手元に保険証か「資格情報のお知らせ」があれば、今日この場で保険の種類を確認できます。そこに書かれている保険者名を見れば、どこに連絡すればいいかがはっきりします。

わたし自身、家族の入院後に申請の流れを調べたとき、最初に保険の種類を確認しなかったために遠回りしました。先に一枚確認するだけで、動き始めが全然違うと感じています。

申請書が届いたら、期限(診療月翌月から2年間)を気にしながら、余裕のある週末にでも書類をそろえてみてくださいね。それだけで気持ちがずいぶん楽になるはずです。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「こられ高岡」編集長・しゅう

高岡市在住のしゅうです。地域情報メディア『こられ高岡』で、暮らしに役立つ地元情報を発信しています。

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