【高岡市】防災士の資格取得助成、受講前申請が必要なケースと費用の内訳

2024年の元日に能登半島地震が起きて以降、「地域で防災に関わりたい」と感じるようになった方が増えていると感じています。そのなかで防災士という資格に目が向いたとき、「高岡市では助成があるのか、自分は対象になるのか」が分からなくて、調べ始めたまま止まってしまうことがありますよね。

高岡市在住のライター、しゅうです。地域情報メディア『こられ高岡』のエリア担当として、能登の地震後から防災まわりの情報を調べる機会が増えました。防災士の助成については「申請の立場」の確認を後回しにして動き出す人が多いと感じています。

この記事では、制度の見方、費用の内訳、申請前に確認しておきたい立場の違い、資格取得後の関わり方の幅を順番に整理します。窓口への連絡がしやすくなることを目指して書きました。

目次

高岡市で制度の有無を確かめる前に

能登半島地震のあと、富山県内でも自主防災組織の見直しや防災士育成への関心が高まっています。高岡市は防災士の助成実績がある自治体として名前が挙がっていますが、年度ごとの内容や条件は変わる可能性があります。

「助成があるかどうか」と「助成の対象が自分かどうか」は別の問いです。確認先は高岡市の危機管理課。公式サイトに「防災士育成」のページがありますが、助成条件の詳細は直接問い合わせるのが確実です。

資格取得にかかる費用の内訳を知っておく

助成の金額を見る前に、費用全体の構造を知っておくと、補助がどこまでカバーされるかを判断しやすくなります。

研修講座受講料

約52,800円前後(研修機関によって異なる)

資格取得試験受験料

3,000円

認証登録申請料

5,000円(試験合格後に日本防災士機構へ納付)

救急救命講習受講料

消防署の講習なら無料の場合が多い

合計すると60,000〜70,000円程度が目安です。自治体の助成がどの費用まで対象にしているかは、窓口で確認する必要があります。「受講料のみ補助」と「受験料・登録料まで含む」では自己負担が大きく変わります。

個人で動く場合と団体経由で動く場合の違い

見落としやすいのが、申請の立場が「個人」か「団体(自主防災組織や自治会)経由」かで、手続きの入り口が変わることです。能登半島地震後、高岡市内でも自主防災組織の再編や新設の動きがある地区があります。そういった組織に所属している方は、団体経由で動けるかを先に確認するほうがスムーズかもしれません。

個人で申請できる制度があるかどうかは、年度ごとに変わる可能性があるため、これも窓口への直接確認が必要です。

対象になりやすい条件とそうでない条件

多くの自治体では、助成を受けるために一定の条件を設けています。高岡市の条件の詳細は公式確認が必要ですが、全国的によく設けられている条件はこのようなものです。

  • 市内に住所を有していること
  • 取得後に地域の防災活動に参加する意思があること
  • 他の助成と重複して受けていないこと
  • 市税等を滞納していないこと

「活動への参加意思」は、書類に記載するレベルの確認が一般的です。ただし推薦書が必要な自治体もあるため、自主防災組織や自治会との関係を事前に整理しておくと動きやすいです。

富山県主催の研修との関係を知っておく

富山県は毎年度、「防災士養成研修」を主催しています。令和7年度は年6回、2日間の日程で富山市のセンターで実施されました。能登半島地震以降、県内での防災士育成への関心が高まったこともあり、定員が早い段階で埋まる回もありました。

令和7年度は全回の募集がすでに締め切られています。令和8年度の情報は富山県のホームページで案内される予定です。年度が始まる早い時期に県のページを確認しておくと、申し込みを逃しにくくなります。

申請時期で見落としやすいこと

わたしが調べていて「ここは先に知っておきたかったな」と感じたのが、申請のタイミングに関するルールです。

自治体によっては、受講前に事前申請が必要な場合があるため、受講後に申請しようとして対象外になるケースがあります。受講・試験・認証登録・助成申請まで、すべて同じ年度内に終わらせる必要がある点も、計画段階で押さえておきたいところです。

能登の震災後から関心が増えた分、申請が集中しやすい年度もありますよ

定員と予算には上限がある

助成には年度ごとに補助できる人数や予算の上限が設けられている場合があります。能登半島地震以降、防災士取得への関心が高まった自治体では、例年より早い時期に定員に達するケースも出ています。

4月に入ったらすぐ動くのが、わたしには合っている気がしています。

資格取得後の地域での関わり方の幅

能登半島地震では、地域内に防災の知識を持つ人がいることが、初動の判断に大きく影響した場面がありました。ただ、「防災士になったら何をしなければいけないのか」という不安も分かります。関わり方には幅があります。

STEP
地域の防災訓練や講習に参加する

自治会や自主防災組織が開く訓練で知識を活かす関わり方。活動頻度は地域によってかなり違います。

STEP
高岡市のスキルアップ研修会に参加する

高岡市では取得後の防災士向けに研修会を開催しています。知識の更新の場として使えます。

STEP
日常の範囲で防災を広げていく

家族や職場での備蓄・避難経路の確認など、身近なところから動く関わり方もあります。

大きな役割を担うのが難しい時期でも、「防災士としての知識を持った人が地域にいる」こと自体に意味がある。能登半島地震の経験が、そのことを改めて教えてくれた気がしています。

担い手不足という地域の背景

能登半島地震では、被災地での自主防災組織の力の差が、避難や安否確認のスピードに影響したと報告されています。高岡市を含む富山県内でも、こうした事実を受けて防災リーダーの育成に力を入れる動きが続いています。

助成の背景にはそういった地域の事情があることを知っておくと、「どういう立場で関わるか」を考えるときの参考になります。

公式情報を確認する窓口と方法

制度は年度ごとに変わる可能性があるため、この記事の内容はあくまで参考として、最終的には公式の情報で確認してください。

  • 高岡市危機管理課(市公式サイトから確認)
  • 富山県防災・危機管理課(県研修の日程・費用補助)
  • 日本防災士機構の「助成制度自治体一覧」ページ

窓口に電話する場合は「防災士の資格取得費用への助成制度はありますか」と一言で聞けば、担当者が案内してくれます。構えずに聞いてみて大丈夫です。

動き出す前にわたしが確認すること

今日か今週末、高岡市の公式サイトで「防災士育成」のページを一度開いてみるだけでも、制度の全体像がつかみやすくなります。能登の震災以降、動きたいという気持ちはあっても、何から始めればいいか分からないまま時間が経ってしまう方も多いと思います。申請の立場、費用の対象範囲、受講の時期。この三つが見えてくると、次の一歩が少し具体的になってきます。

わたし自身は、制度まわりは早めに電話で確認するほうが好きです。サイトに書いていないことを教えてもらえることも多く、「とりあえず聞いてみてよかった」と感じることがよくあります。

防災への関心が、能登半島地震をきっかけに生まれた方でも、それは十分な理由だと思います。地域とのつながりを少しずつ持っていきたいと思っているなら、まずは危機管理課に一本電話してみてくださいね。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「こられ高岡」編集長・しゅう

横浜市在住のミオです。地域情報メディア『ハマコンパス』で、暮らしに役立つ地元情報をわかりやすく発信しています。

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